この記事では年に2回、9月と3月に試験が行われている建設業経理士資格の申込み方法を2級を例にとってご紹介します。
簿記ほどの認知度はないかもしれませんが、建設業界で仕事をするうえで、持っていると有利な資格です。
個人的には簿記3級を持っている、または建設業界で経理の仕事をしているなら2級は目指しやすいレベルと感じています。
順を追って説明していきますので、これから申し込みをされる方はイメージを確認してください。
クレジットカードがあれば、その場で申し込みが完了できるので便利です。私は今回コンビニ支払いで申し込みを行ってみました。
建設業経理士 2級受検料の確認
個人的には、資格試験の受検料って5,000円を超えないで欲しいといつも思っています。
チャレンジする気持ちが薄れてしまうからです。
でも、この建設業経理士2級試験の受検料は、なんと7,120円。
そこそこ勇気のいる金額ですよね。
だから、今回は通信講座に頼らずに独学で頑張りました。
簿記を受検したときにもお世話になった、スッキリわかるシリーズです。
順序だてて説明してくれるのと、サンプル問題がイメージしやすいところが気に入っています。
もちろん、大手の通信講座でも取り扱っている資格です。
建設業経理士 試験申し込み方法
まずは、『一般財団法人 建設業振興基金』のサイトを開き、『建設業経理検定試験』⇒『下期 建設業経理検定試験』をクリックします。
あなたが受検したい時期が上期であれば、『上期 建設業経理検定試験』をクリックしてください。
上期 ⇒ 9月の試験
下期 ⇒ 3月の試験

試験の申込みは、試験日のおよそ4ヵ月前から3か月前に行っています。締め切りに注意し余裕をもって申し込みましょう。
整理番号を取得する
はじめて建設業経理試験に申し込むには、整理番号を取得する必要があります。
あなたの氏名や住所など個人情報を登録して、整理番号を取得します。

上の図のように『インターネット受験申し込みはこちら』を選びます。
説明をよく読んで、申し込みを開始します。(『お申込を開始する(ログイン画面へ)』ボタンをクリック)

『整理番号取得』ボタンをクリックしてください。

『利用規約に同意する』を選択して『次へ』進みます。
※利用規約は最後まで読みましょう。

基本情報とセキュリティに関する情報を入力して『確認』ボタンを押します。


内容を確認して、問題がなければ『登録』します。

登録完了の画面が表示されます。

登録したメールアドレス宛に次のようなメールが送られます。整理番号が記載されていますのでメモしてください。

ここまでで、整理番号の取得が完了です。
ログインして建設業経理士試験に申し込む
整理番号がメールで送られてきたら、もう一度『一般財団法人 建設業振興基金』のサイトを開き、『建設業経理検定試験』⇒『下期 建設業経理検定試験』をクリックします。
続けて、『インターネット受験申し込みはこちら』・『お申込を開始する(ログイン画面へ)』ボタンをクリックします。
メールで送られてきた整理番号と登録時に指定したパスワードでログインしてください。

『受験申込の入力』の文字がリンクになっているのでクリックします。

顔写真送付免除の判定入力が表示されます。
過去6年の間に本試験を受験し、顔写真を送付している場合、写真送付が免除になる可能性があります。
初めての受験の場合は、必ず提出が必要になりますので、ここはスルーしていきましょう。

受検票や合格通知を送ってもらいたい住所を入力します。

勤務先が学校の情報を入力する場所もありますが、こちらは特に入力しなくても問題ありません。
職場や学校で受検を促されたのではなければ、入力せずに進んでしまいましょう。

受検級を選びます。

受検地を選択します。
細かい指定は出来ないようです。受検票が送られてくるまで、受検場所がどこになるのか、ドキドキしますね。

受検料の支払い方法を選びます。
今回は、コンビニ支払いを選んでみました。

支払を行うコンビニを選択して進むと、『顔写真台紙の出力』というボタンが表示されます。
ここで、台紙(PDFファイル)を出力し、印刷しておいてください。

インターネットを使った申し込みはここで終了です。
コンビニで支払いを行う
コンビニ支払いを選択すると、払込番号がメールで送られてきます。
支払期限は1か月以上の余裕がありますが、メールが届いたらすぐに払っておくと安心です。
顔写真台紙を郵送で送る
過去5年間の間に試験を受けていない場合、顔写真台紙を提出する必要があります。
顔写真提出の詳しい条件は公式サイトで確認できますが、要・不要に関してはメールでお知らせがあります。
顔写真を出すように書かれている場合は、申し込み後すぐに写真を撮りに行きましょう。
私はこの期限をうっかり忘れてしまい、焦りました。(間に合いました)
詳しくはこちらの記事でご紹介しています。

早めに学習を進め過去問をたくさん解こう
申し込みが無事行えたら、とにかくたくさんの過去問に触れることをお勧めします。
例年、いくつかのパターン化された問題から出題される傾向があります。
たくさんの過去問や予想問題集の問題に慣れておくことで、合格への近道となります。