建設業経理士

建設業経理士2級の難易度|簿記がわからなくても受検できる?

難しい

建設業経理士2級の試験は、例年合格率が40%程度と、それほど難易度の高い試験ではありません。

受験資格はないので、年齢・学歴に関係なく誰でも受検が可能です。

建設業経理士資格2級から目指した私の感覚としては、

みく

簿記の基本が出来ていないと
いきなりは難しい気がするわ。

といった感じです。

建設業経理士2級 受検者数と合格率

建設業経理士2級試験の合格率は例年40%程度とお話ししましたが、受検年度によって次のように多少の差はあります。

実施年度受検者数合格者数合格率
2020年10,099人6,308人62.5%
2019年17,258人6,233人36.1%
2018年16,593人6,550人39.5%
2017年16,812人9,193人54.7%
2016年16,645人7,434人44.7%

年2回試験が実施されているので、忙しい社会人にも比較的受検しやすい資格と言えるでしょう。

建設業経理士2級 勉強前のレベル

私が建設業経理士2級を受けようと勉強を始める前のレベルは次の通りでした。

日商簿記は3級に合格していた

日商簿記は3級に合格していました。ただし、10年以上前の合格です。

合格後、5年間くらいは経理の仕事をし日商簿記2級を目指します。

勉強したものの、工業簿記が理解できず挫折

結局受検までは至りませんでした。

みく

イメージがわかないのよね。

経理の経験

会社で経理の仕事をしている期間はおよそ8年になります。

とはいえ、簿記に関わる仕事は日々の仕訳入力程度で、決算業務は税理士さんに丸投げしている状態です。

業務だけでは、なかなか知識が深まらないレベルですね。

建設業界の在籍は1年未満

建設業界での経理経験は1年未満です。

というか、建設業界への転職をきっかけに、建設業経理士という資格を知り、勉強を開始した感じです。

建設業経理士2級 簿記とどっちが難しい?

建設業経理士試験を受けようと考えたとき、簿記とどっちが難しいのかネットで調べてみました。

簿記3級よりは建設業経理士2級の方が難しいという意見が圧倒的に多かったです。

けれど、

簿記2級と建設業経理士2級を比べると、難しさに関する意見は分かれていました。

感じ方や、得意不得意にもよるということなのでしょう。

実際、勉強を進めてみた印象としては、簿記2級の方が少し難しいかな?と思っています。

だから、簿記3級は合格したものの簿記2級で挫折した私にはちょうど良いレベルと感じています。

建設業経理士2級に合格できたら、もう一度簿記2級にチャレンジしてみようと思います。

建設業経理士2級 勉強にかける時間の理想

建設業経理士2級を合格するために、勉強にかける時間の理想は5か月です。

もちろん、いろんな考えがあります。

簿記3級は合格したものの簿記2級で挫折した私が、フルタイムで仕事をしながら空いた時間で勉強するなら5か月ということです。

最初の3か月は、1冊のテキストと問題集で学ぶ期間。

残りの2か月は、過去問や模試を繰り返し解く実践期間です。

5か月勉強すれば必ず受かるわけでもなければ、5か月勉強しなければ絶対受からないわけでもありません。

ただ、理想をあげるなら5か月は勉強したいところかな・・と。

参考までに、最初の3か月で使ったテキストはこちらです。

問題集は過去問3回分がついててお得です。

この過去問は後半2か月の間に3回はやりました。

建設業経理士2級 難易度は中

建設業経理士2級の難易度は中程度です。

合格率は40%程度です。

次の表にもあるように、毎年6,000人以上の人は合格しています。

この中の1人になれるよう、頑張っていきましょう。

実施年度受検者数合格者数合格率
2020年10,099人6,308人62.5%
2019年17,258人6,233人36.1%
2018年16,593人6,550人39.5%
2017年16,812人9,193人54.7%
2016年16,645人7,434人44.7%