建設業経理士

建設業経理士2級 試験直前の対策と当日の注意|2021年3月試験を受けてきました

試験対策

2021年3月14日(日)建設業経理士2級の試験を受けてきました。

解答速報も出ていないタイミングですが、記憶の新しいうちに

  • 直前対策としてやっておいたほうが良いこと
  • 当日に注意したいこと

をご紹介していきたいと思います。

これから試験を受ける方は是非参考にしてください。

みく

まだ受かっているかわからないから、私の次回対策になるかもしれませんが・・・

建設業経理士2級試験 直前対策でおすすめなこと

受検される方のレベルによるかと思いますが、私は6か月ほど勉強期間を設けていました。

私のレベルとしては

  • 簿記3級資格あり
  • 簿記2級は勉強したものの難しくて断念した過去あり
  • 建設業以外での経理事務経験あり

です。

勉強は、

最初の4か月半は教科書を読み簡単な問題を解く期間として、こちらのテキスト・問題集を使用しました。

残りの1か月半は過去問をとにかく解く期間として、模擬試験問題を繰り返し解きました。

ここでは、後半の1か月半でおすすめしたい対策をお話します。

徹底的に過去問・模擬問題を解こう

基礎知識が付いたと思ったら、徹底的に過去問・模擬問題を解きましょう。

私は、過去問3回分と模擬問題8回分の合計11回を、各3回やりました。

何度も同じ問題を解くと、答えを覚えてしまうから意味がないのではないか?という考えもありますが、

  • 間違えた問題の間違えた理由
  • 正解した問題がなぜ正解なのか

など、きちんと理由が説明できるような状態になれば、繰り返しの練習にも意味が出てきます。

これがテスト中に何度も、問題を読んだだけで

みく

この問題やったことある!

と気が付くことができ、自信につながります。

テスト中に、自信のある問題にあたると、落ち着くのでわからない問題にも冷静に対処が出来る心の余裕が生まれます。

すきま時間を有効活用して勉強しよう

建設業経理士2級の試験で大切なのはやはり『仕訳』です。

過去問は少しまとまった時間がないと難しいかと思いますが、仕訳の練習は数分で出来るものが多いです。

  • 過去問の第1問の仕訳を1つでも解いてみる
  • 過去問の第5問の決算整理事項の仕訳をやってみる

その積み重ねで勉強を勧められると、力がついていくと思います。

建設業経理士2級試験 前日の過ごし方

建設業経理士試験は日曜日に行わわています。

土曜日に休みのお仕事をしている方は、前日はまるまる1日開けているかもしれません。

けれど、直前に詰め込める知識には限界があるので、出来ればリラックスできるような予定を1つ入れておくと良いと思います。

また詰め込むタイプの学習は避け、最終確認に留めることが理想です。

リラックスできるような予定を1つ入れておこう

私は、午前中にジムへ行き午後は美容院を予約しておきました。

まるまる時間が空いてしまうと、どんどん不安になってしまうので、前日はできる限り普段通りを心掛けることをお勧めします。

大丈夫。これまで勉強してきたことは、あなたを裏切ったりはしません。

A4 1枚程度の会場に持っていく資料を作ろう

試験会場にはテキストや問題集、いろいろなものを持っていきたくなりますよね。

でも、1冊のテキストを見なおす時間はありません。

付箋を付けるなどポイントを絞ったとしても、急に不安になってほかのページを見て焦ってしまうこともあります。

そこで、おすすめなのがA4サイズの紙1枚程度に、あなたオリジナルの気になるポイントを書いたものを用意しておくことです。

間違いが多かった問題の間違えたポイントを書いておくだけでも良いでしょう。

前日に書くことで記憶に残りやすくなる効果が期待できます。また、試験会場ではそれだけを見ていれば良いので安心です。

みく

ちなみに私はこの紙に「会計基準が定めるのれんの償却最長期間」を書いていたので
2021年1月の試験第1問に出題されていてびっくりしたわ

建設業経理士2級試験 当日の注意点

受検当日、建設業経理士試験2級の試験は午後に行われます。

午前中も勉強する場合は時間を決めて行い、長時間は集中しないほうが良いです。

試験時間は2時間です。試験中に集中力が途切れてしまわないように心がけることが大切です。

試験当日の持ち物チェック + 飲み物を持って

試験当日は受験票に書かれているものを忘れずに持っていきましょう。

それ以外に、あると良いと思ったものは

  • 消毒用のアルコールまたはウェットティッシュ等
  • ハンカチやティッシュ
  • 小さめの水筒またはペットボトル(飲み物)

です。

コロナ禍で消毒用のアルコールがあちこちにおかれていますが、教室ごとに設けられていない場合があります。

不特定多数の方が利用する教室です。消毒できるものを持っていると安心です。

特に3月の試験は、花粉症の季節です。

ハンカチやティッシュは、試験中机に出しておくことが出来ました

(ティッシュは中身のみ、ハンカチも直前に不正防止の確認が入ります。)

また、試験会場に必ずしも自販機があるとは限りません。

緊張で思ったよりのどが渇きます。小さめの飲み物を用意しておくと良いと思いました。

試験会場への到着時間は30分前をおすすめ

試験会場への入室時間は、試験開始時間の10分前になります。

その10分で試験に関する説明が行われます。

ギリギリではなく、試験開始の30分くらい前(入室時間の20分くらい前)に会場についておくことをお勧めします。

会場に到着すると、まず受検する教室を確認する必要があります。ここが割と混雑しています。

さらに教室へ向かう手段が階段しかないという場合があります。階段、キツイ。

普段から階段に慣れているなら良いのですが、私は教室が3階だったので、そこそこ息が切れました。

直後の受検は嫌だなと感じたくらいです。

また、2時間の試験中にトイレに行きたくならないように、直前にトイレを済ませておけるような時間の余裕が必要です。

試験の時間配分は『いつも通り』

試験中、気になるのが時間配分です。

建設業経理士2級の試験問題は大きく5問から構成されています。

5問目は精算表の作成がほとんどで、4問目か3問目に原価計算表を出されることが多いですよね。

時間のかかる問題です。

直前になると、SNSや通信講座の対策サイトなどで、時間のかかり満点を取ってほしい4問目・5問目から行なうように促すコメントを見かけます。

これが良し悪しです。

普段から4問目や5問目を先に解いている人はその通りで良いのです。

が、普段1問目から順に回答している人は直前でやり方を変えないほうが良いです。

今回も、Twitterで『精算表でつまずいて、他が焦って疎かになった。いつも通り1問目からやれば良かった』という書き込みを見かけました。

大事なのは、『いつも通り』です。直前の他人の意見に踊らされないようにしましょう。

途中退室はしない方が良い

試験によって違うと思いますが、建設業経理士では問題用紙や計算用紙を持って帰ることが出来るのは、試験終了まで在席していた人に限られています。

公式サイトでは、当日の夕方には問題が公開されますが、自己採点を行うためにも問題用紙が必要になります。

途中退室はしないで、最後まであきらめずに問題に向き合っておきましょう。