最近は子連れOKのお洒落な居酒屋が増えましたよね。
小学生にも嬉しい唐揚げ・焼きそばなどのメニューも豊富で、友達家族との夕食にもぴったりの場所。
その居酒屋ですが、何時までに帰るというルールは設けていますか?
たまにのことだからと言ってダラダラと長くなっていませんか?
この記事では、小学生の居酒屋って何時までOKなんだろう?という疑問に答えるために、世の中の保護者の意見やお店側の意見を調べてまとめてみました。
是非参考にしてみてください。

小学生の居酒屋 こんなことがありました
先日、久しぶりに夜出かける用事がありました。
最寄り駅の近くには居酒屋がたくさんあり、学生さんから年配の方までたくさんの人があふれかえっています。
私の帰宅は20時を少し過ぎた頃でしょうか。
たくさんの小学生がお店からぞろぞろと出てくるのを見かけました。
小学生の子どもがいるので、よその子にも興味があり、バスを待っている間様子を見ていると、どうやら二次会に流れる様子。
え、今から二次会って何時まで???
バスが来たので最後まで見届けられませんでしたが、バスの中で考え込んでしまいました。
小学生の居酒屋は何時まで?21時には帰ってほしい理由
私個人的には、小学生は21時までには家に帰ってほしいと思っています。
- 条例で深夜の外出が禁止されていること
- 子供の理想的な睡眠時間を考えてのこと
が大きな理由です。
小学生のうちに夜外にいるのが当たり前になってほしくないという気持ちもあります。
未成年の外出OK時間は条例で定められている

まず、都道府県では、「青少年保護育成条例」といった条例(県によって名称は異なります)で、未成年の深夜の外出を制限しています。
当然小学生も深夜の外出はもってのほかです。
ここでいう深夜とは、午後11時から翌日午前4時までのこと。
特別の事情がなければ、18歳未満の青少年を深夜に外出させてはいけないという内容の条例が定められています。
子供の理想の睡眠時間について
次に理想の睡眠時間を考えてみましょう。
- 低学年では10時間~10時間半
- 高学年では9時間~9時間半
7時に起きると仮定すると、低学年なら21時には、高学年なら22時には寝たいところです。
そのためには、1時間前には寝る準備が整っているのが理想です。
低学年なら20時、高学年なら21時ということになりますね。
近所の居酒屋で、年に何回かの特別な日だということを差し引いても、低学年なら20時、高学年なら21時にはお店を出られるようにしてあげたいですね。
居酒屋の店員さんはどう思っている?

そもそも、子供OKを謳っている居酒屋では子連れでの居酒屋来店については、歓迎な意見が多いです。
ただし、大切なのはルールというよりマナーの方ですね。子連れOKだと言っても次のように良く思われない行動はあります。
- 子供の近くで煙草を吸うこと
- 正しい判断が出来なくなるほど、お酒を飲むこと
- 子供が店の中で大声を出したり、走り回っても注意しないこと
- 子供が店の備品を壊すこと
- 子供が他のお客様に迷惑をかける行動をすること
考えてみれば、ごく当たり前のことですね。
先日、40人ほど入れる居酒屋の店長さんと話す機会がありました。
そのお店は子連れで食事をしにくるお客さんも多いとのこと。
店長さんは子供の来店に悩んでいて
- 小さなお子さんが走り回っているけど親が注意しない時には声は変えている
- 熱々の料理を運んでいるときにぶつからないかと心配
- このままだと子供禁止にすることも考えている
と言っていました。
せっかく子連れ歓迎と言ってくれているお店に、子供が入れなくなる事態は避けたいですよね。
小学生が居酒屋に何時までいるかは家庭の考え方次第

子供が何時まで居酒屋にいても良いか、結局は各家庭での判断となります。
条例に違反してはいけませんが、家庭で今日は何時までというルールを決めておくように心がけたいですね。
『前回は21時までOKだったのに、今回は20時には帰らないとダメ!』というように、親の決めたルールが日によって変化することのないようにしましょう。
お付き合いも大切だと思いますが、成長過程の子供の身体には必要な睡眠時間があります。
また生活のリズムを崩してしまうと大変なのは子供の身体です。
子供の身体のためにも、リミットの時間は設定しておくと良いですね。
おわりに
居酒屋には大人だけで時間を楽しみたいと訪れている他のお客さんもいます。
子供OKの居酒屋であることはもちろん、個室を予約することやなるべく早い時間帯に行くなど、他の方やお店にも配慮が必要ですね。
また、保護者のどちらかはノンアルコールで参加するなど、適切な判断が出来る状態で子供を見守りたいものです。