小学生

小学生の塾はいつから?中学受験しなくても5年生になる前がおすすめな理由

小学生の塾

お子さんは小学校での学習についていけていますか?

わからないことがあった時、素直にわからないと質問出来ていますか?

小学生の学習は4年生・5年生あたりからぐんと難しくなると言われています。

親にわからないと質問できる低学年に比べ、高学年になるとわからないことを隠してしまい、質問できずに放置してしまいがち。

そのままでは、どんどん授業がつまらなくなり、友達についていけなくなってしまいます。

この記事では、【今現在は学習のレベルに心配はないけれど、この先漠然とした不安がある】あなたに向けて、小学生が学習塾に通い始めるタイミングをお話します。

我が家では、4年生の冬に通い始めました。それが良かったと思っています。

小学生が塾に通い始めたきっかけは

息子が塾に通い始めたきっかけは、学校の先生が言っていることがすぐに理解できなくなったことです。

当時「公文」や「学研」といった学習塾に通っている子は、小学校の授業よりも先に進んだ学習を進めていました。

他の子は、先生が教える前に答えを知っている。

僕はわかるまでに時間がかかる。

そんな話を息子から聞いたのを覚えています。

正直、「え?」って思いました。

宿題は毎日見ていたし、問題につまずいている様子もなく、またテストの点数も悪くはなかったからです。

よく話を聞いてみると、子供が塾に通っている子のこんなところがうらやましいようでした。

  • 学校で習うことを既に知っている
  • もう習っていることだから自信をもって発表している
  • 計算のスピードが速い

塾に通うなら4年の冬からがおすすめな理由

息子が4年生の冬に学習塾に入って良かったと思っている私

あなたのお子さんにも【4年生の冬に学習塾に通うことをおすすめしたい】のはこんな理由があるからです。

5年生からぐんと授業が難しくなる

小学校の授業は5年生になるとぐんと難しくなります。

親が見ても「なんだっけ?」と思うことがしばしば。

また、5年生になると学校の中でも上級生として位置づけられ、先生たちの期待も高まります。

環境が変わって忙しくなり、授業が難しくなるタイミングで、学習塾にも通い始めるというのは、子供への負担が大きいのです。

そのため、5年生になる前に学習塾に通い始めておくことをおすすめしたいのです。

算数は4年生までの学習を理解しないときつい

どんな授業でも、去年の内容を理解して今年、今年の内容を理解して来年に繋がっています。

特に算数は、その傾向が強く今年の内容を理解していなければ、来年の問題が解けることはありません。

難しいと感じたら1つ前の単元を理解しているかどうかを振り返ることになります。

授業が難しくなる5年生になってから、4年生の問題を振り返っていると、どんどん授業に置いていかれてしまいます。

4年生の算数は、4年生のうちに理解しておいてほしいので、そのための期間を3か月みると、冬に通い始めるのがおすすめ!となるのです。

学年ごとの算数の理解度を確認するには、算数検定の受検が便利です。

放課後に遊ぶ友達が減る

特に共働き家庭では悩ましい問題です。

4年生で学童保育を出てやっと放課後の過ごし方に慣れてきた頃、友達が一人また一人と、塾や習い事を始めます。

するとある日、放課後に遊ぶ友達がとても少なくなっていることに気が付きます。

私の中では【小学5年生の壁】として、問題提起したいほどです。

放課後の子供が安心して過ごす場所として、学習塾を検討し始める季節、それが4年生の冬だと思うのです。

塾に通わせて良かったこと

子供の自信につながった

一番嬉しかったのは『学校の授業がわかるようになった!』と子供に言われたことです。

勉強が楽しいと感じてもらえるのは嬉しいことですよね。

授業中、発言する回数も増えました。

今までだって発表が「0」ではありませんでしたが、自分は塾でも同じ内容をやっているという思いが自信につながり、手を挙げやすくなったようです。

勉強する習慣ができた

毎日宿題が出ているので、学校の宿題以外に勉強をする習慣がついています。

学校の宿題も30分~1時間かかっていますが、プラスで30分ほど学習しています。

プラスで行う【塾の宿題】をやる時間はです。

5年生になると学校の授業は6時間の日が増えます。

帰宅が遅く、その後は習い事に通い、学校の宿題をやるだけで、塾の宿題まで手が回りません。

そこで我が家では、学校の宿題以外の勉強は『朝活』として取り組んでいます。

子供の気持ちが一番だけど準備は必要

学習塾もその他の習い事も、始めるのは簡単です。でもやめるのは勇気がいるものです。

親としては始めた習い事を簡単にやめてほしくないという思いがあるからです。

だからこそ、通うタイミングは大切にしてもらいたいと思います。