宅建試験から2か月、ようやく傷も癒えてきたので、2021年10月の試験で落ちた時のお話を記録しておこうと思います。
私が受けた時(2021年10月試験)の合格点は、50点満点中34点でした。私は自己採点で32点でした。
記述問題はなく、選択問題ばかりで32点なので、実力はもう少し低かったかもしれません。賭けに出て正解したラッキー問題もいくつかありました。
不合格の理由は、簡単に言うと勉強不足なんだと思います。
ただ、時間的な不足ではなく、やり方や気持ちに不足があったと感じています。
この記事では、宅建試験において「やり方不足」「気持ちの不足」で不合格になったと感じた理由をまとめています。
私と同じように「時間をかけたことで満足してしまっているような勉強」をしてしまわないよう、2022年の試験を受ける方の参考になったらと思います。
私ももう一度チャレンジするつもりです。一緒に頑張りましょう!
宅建試験に落ちた原因は勉強不足?
2021年10月試験に向けて、2020年10月末に勉強をスタートした私
試験対策は、ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座を利用しました。

試験概要を全く知らない、宅建がどんな資格なのかもよく知らないところからのスタートでフルタイムで働きながらの勉強でした。
誕生日もクリスマスもお正月も、とにかく毎日机に向かったことで
- マウント取れそうなほど時間をかけてしまい
- これだけやったんだから受かるだろうと変な油断が生まれました
勉強のやり方不足|過去問・模擬試験対策が足りない
ユーキャンの宅地建物取引士(宅建士)講座は、動画での解説がとても多く、教材はわかりやすいので理解を深めるのには良いテキストでした。
今振り返って考えると、圧倒的に説いた過去問の数が不足していたと感じています。
また模擬試験に関しては2回しか行いませんでした。
使用した問題集も過去出題された問題が多く掲載されていましたが、4択ではなく1つの文章について「〇」か「×」かを答える形式の問題ばかりでした。
「〇」か「×」 が正確にわかればもちろん問題はないのですが、限られた時間の中で50問の4択に答えるには、同じ条件での練習が不可欠なのです。
過去問は、2,000円前後で問題集がたくさん売られているので、こういうのをもっと解いておけば良かったと後悔しています。
気持ちで落ちた|油断と比較
先にも述べたように、期間にすればほぼ1年、毎日机に向かって勉強をしました。
忙しく時間のない時でも、1問でも良いから問題を解こう・・と頑張ったつもりです。
そして「これだけやったんだから大丈夫」という油断を生んでしまったように思います。
また、ユーキャンの講座では、「学習進捗チャート」として自分だけでなく、受講者の状況を知ることができるようになっています。

上の図は、試験の2週間くらい前の状況です。
2週間前の理解度は、ほかの受講生に比べて私のほうが高く見えると思います。
この理解度、毎日着実に青が伸びていき、5日前くらいには完全に逆転されていました。
試験勉強での理解度を他人と比較する必要などないことはわかっています。
それでも、どんどん気持ちが焦っていくのを感じました。
私はこの時点で気持ちで落ちていたのかもしれません。